与論小唄

与論小唄は昭和の戦前・戦後を通じて与論で創作され、器楽声楽や舞踊によって広く住民に親しまれた新民謡です。
作詞者及び作曲者は不明ですが、純日本語で歌われた名曲です。
(一) 木の葉みたいなわがよろん
何の楽しみもないところ
好きなあなたがいればこそ
小さな与論も好きとなる
(二) 近頃だれかさんの顔いろは
三月桜の花の色
あれに迷うな手を出すな
あれはだれかさんのかこい花
(三) かこい花とは知りながら
ほれた私が悪かった
思い切ります今日かぎり
あとに未練がないように
(四) 未練がないとて別れたが
何で忘れよ忘らりょか
命をかけた恋じゃもの
燃えて身をやく恋ごころ

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